農業研修@玉ねぎの収穫
Day:2021年6月9日(水)
▼広報
以前ご紹介したLena Farmに農業を教えてくださっているカンチャさんの所に農業研修へ行ってきました。
今回の農業研修では、玉ねぎの収穫を体験しました。
初めての体験でしたが、
頑張って一列収穫し終わった時の達成感と喜びは格別でした。
畑の真ん中で、腰を伸ばしグ~と背伸びしながら青い空を見上げて、美味しい空気を吸う。
とても気持ち良かったです!!
今回の研修で学んだことの一つに、
農家さんは、規格外の野菜を収穫せず廃棄してしまうとこともあると伺いました。
この玉ねぎも規格外のもので、本来であれば捨てられてしまうはずのものでした。
大事に育ててきた野菜を「廃棄」ではなく、「消費」するためにはどうしたらいいか・・・
考えるきっかけになりました。
玉ねぎの収穫後は、自然の中にオレンジと緑のコントラストが太陽の光で
キラキラ輝いている枇杷(びわ)の木に案内して頂きました。
カンチャさん曰く、明日にはカラスのご飯になってしまうから今日中に採って美味しく頂きましょう♪
という事で、木に登ったカンチャさんがたくさん収穫してくださいました✨
もぎたての枇杷はみずみずしくとても美味しかったです♡
カラスたちはこんな美味しいものを独り占めしようとしていたのか!笑
farm研修もしっかりと行いました!
ナスやトマトのハウスを見学し、9月に苗植えする予定のイチゴハウスも見て回りました。
ここで最近話題の『SDGs』を少しふれておきたいと思います。
『SDGs』とは、「持続可能な開発目標」という意味で
英語のSustainble Development Goalsの略のです。
2030年までに目指すべき17の目標のことで、
「持続可能な」というのは、今だけでなくずっと続けていくこと!!
たいむクラブでは、『食育』に力を入れており、
たいむで出るランチにも、Lena Farmで収穫した野菜が使われています。
農福連携を目指し、Lena Farmでの収穫や出荷作業を生活介護・就労継続B型・自立訓練・就労移行の
利用者さんと頑張っています。
その中で、食品ロスは欠かせないキーワードになっています。
頑張って育てた野菜でも、規格外の野菜はどうしても出てきます。
味は変わらないけど見た目や大きさで廃棄されている野菜たちを
「消費」に変えられるような取り組みを
SDGsの理念ものと、私達たいむクラブは食品ロス『飢餓をゼロに』と『つくる責任つかう責任』
について考えていきます。
たいむ